空き家の売却で気をつけること|相続や費用、手続きの注意点とは?

2025-06-14

空き家



空き家問題、実は他人事じゃない
近年、全国的に増えている「空き家」。
総務省の調査では、住宅のうち13%以上が空き家というデータもあり、少子高齢化や相続によって家が放置されるケースが後を絶ちません。

「実家を相続したけど住まないし、管理が大変…」
「遠方で手がつけられないまま、空き家になっている」
こうした悩みを持つ方にとって、「売却」という選択肢は現実的かつ前向きな手段です。

しかし、空き家の売却は思ったよりも複雑。
そのまま売れるとは限らず、費用や手続き、法的な準備も必要です。


そこで今回は、不動産のみらい」が葛飾区・足立区を中心に、城東エリアの方に、空き家を売る際に知っておきたい注意点を分かりやすく解説します。

空き家の売却でお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。





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売却前にチェック!空き家の状態はどう?
空き家を売るにあたって、まず最初にやるべきなのが「物件の現状確認」です。
しばらく誰も住んでいなかった家には、思わぬトラブルが潜んでいることもあります。

▶ 建物の老朽化チェック
屋根や外壁、床下など、築年数が古い場合は劣化や破損のリスクも。
シロアリ被害や雨漏りがあると、そのままでは買い手が付きにくくなります。

▶ ゴミや残置物は早めに片付けを
家の中に家具や荷物、ゴミが残っていると、内見にも支障が出ます。
不用品の処分やハウスクリーニングは必要な出費として見込んでおきましょう。

▶ ライフラインは使える?
上下水道、電気、ガスなどのインフラが止まっていることも。
内見時には復旧しておくのがベターです。






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所有者や相続人の確認が超重要!
「うちの家だから売っていいでしょ?」と思いがちですが、相続が絡む空き家は特に注意が必要。

▶ 相続登記が済んでいないと売れない!
名義が故人のままでは、売買契約ができません。
相続登記を行い、正式に所有者として登記しておく必要があります。

▶ 共有名義の場合は全員の同意が必要
兄弟姉妹など複数人で相続している場合、全員の合意が必要。
「話がまとまらず売却できない…」というケースもあるため、事前にしっかり話し合いを。

▶ 遺産分割協議書の有無
誰がどの財産を相続するかを明記した「遺産分割協議書」が必要なことも。
公正証書で作成しておくとトラブル予防になります。




空き家売却には意外とお金がかかる?
空き家を売るには、意外とさまざまな費用がかかります。
売却価格から差し引かれることもあるので、事前に把握しておきましょう。

▶ 解体費用
築年数が古く、建物に価値がないと判断される場合は「更地にして売る」方が有利。
解体費用は木造住宅で100万円前後~が目安。

▶ 不動産会社への仲介手数料
売却時にかかる手数料は、一般的に「(売却価格×3%+6万円)+税」。

▶ 登記関連費用
相続登記や抵当権の抹消登記などが必要な場合、司法書士への依頼費用がかかります(目安:数万円~)。

▶ 固定資産税の精算
売買契約では、固定資産税を「日割り」で売主・買主に分けて精算することが一般的です。














節税になる?3000万円特別控除の活用
空き家を相続した場合、売却時に「譲渡所得税」がかかることがあります。
ただし、一定の条件を満たせば「最大3000万円の特別控除」が使える可能性があります!

▶ どんな制度なの?
相続した空き家を一定期間内に売却した場合、譲渡所得から最大3000万円が控除され、税負担を大きく減らせる制度です。

▶ 対象条件(※主な例)
亡くなった人が一人暮らしだった

相続後、家を誰も住んでいない状態で売却

相続から3年以内に売る

耐震基準を満たしている、または解体済み など

※制度の詳細や適用条件は、税理士や不動産会社に確認を。




スムーズに売るためのコツは?
▶ とにかく早めの準備が大事!
空き家は放置するほど、傷みやトラブルが増えてしまいます。
相続したらすぐ「どうするか」を話し合い、方向性を決めましょう。

▶ 内見対策:第一印象が大事
清掃や簡単なリフォーム、庭の雑草の処理など、外観の印象を整えるだけで成約率がUP!

▶ 近隣への配慮も忘れずに
ご近所との関係が悪化していると、トラブルの原因に。
売却の際は、周辺環境も含めて不動産会社に相談するのがおすすめです。












空き家売却でのよくある質問
Q1. 空き家が遠方にあるのですが、現地に行かなくても売却できますか?

A. はい、可能です。
不動産会社と連携し、鍵の預かりやオンラインでの打ち合わせ、郵送での契約手続きなどを行えば、現地に行かずに売却を進めることもできます。
※相続登記などは司法書士と連携が必要になる場合があります。

Q2. 建物が古くてボロボロなんですが、そのまま売れますか?

A. 状況によります。
築年数が古くても「リフォーム前提で購入したい」という買主がいることも。ただし、状態が著しく悪い場合は、更地にした方が売れやすい場合もあります。
現地調査後に、売却プランをご提案します。

Q3. 不用品がたくさん残っているのですが、片付けてからでないと売れませんか?

A. 売却前に片付けることをおすすめします。
残置物があると内見時の印象が悪くなり、売却に時間がかかるケースも。不用品の処分や清掃も当社でサポート可能ですので、お気軽にご相談ください。

Q4. 空き家を相続したばかりですが、すぐに売れますか?

A. 相続登記が済んでいれば可能です。
名義が故人のままでは売却できませんので、まずは相続登記を行う必要があります。司法書士のご紹介も可能ですので、お気軽にご相談ください。

Q5. 売却までにどれくらいの期間がかかりますか?

A. 平均で3か月~6か月ほどが目安です。
物件の状態、エリアの需要、価格設定などによって前後します。早期売却をご希望の場合は、買取のご相談も可能です。





まとめ
空き家の売却には、思った以上にやるべきことが多くあります。
老朽化した建物の確認、相続登記、費用の準備、近隣への配慮――
でも、だからこそ「今のうちに動く」ことが大切です。

うまく進めれば、空き家を「負の遺産」から「資産」に変えることも可能です。

もしご自身やご家族に空き家があるなら、まずは一度専門家に相談してみましょう。
当社でも空き家に関するご相談を無料で受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。


私たち不動産のみらいは葛飾区、足立区を中心に城東エリアの方の不動産売却のご相談を24時間受け付けております。
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