高齢者が不動産を売却する時は要注意!その注意点などを解説します



人生100年時代と言われる現代において、高齢者の不動産売却は決して珍しいことではありません。住み替え、相続対策、資金調達など、理由はさまざまですが、人生の大きな転換期となる不動産売却には、若年層とは異なる注意すべき点が多く存在します。


こそで今回は、不動産のみらい」が葛飾区・足立区を中心に、城東エリアの方に、「高齢者が不動産を売却する時は要注意!」と題して、高齢者の方が不動産売却で失敗しないために知っておくべき注意点や、スムーズに売却を進めるためのポイントを徹底的に解説します。


不動産売却をお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。





LIFULL HOME’Sより認定
葛飾区・足立区で不動産査定問合せ数NO.1‼[2023年7月~2024年6月LIFULL HOME’S調べ]






はじめに:高齢者の不動産売却を取り巻く現状と課題
近年、高齢化が進む日本社会において、高齢者による不動産売却のニーズは高まっています。しかし、加齢に伴う判断能力の低下や体力的な不安、複雑な手続きへの抵抗感などから、不動産売却に二の足を踏む方も少なくありません。

また、悪質な不動産業者による不当な勧誘や、複雑な契約内容を十分に理解できないまま不利な条件で売却してしまうケースも後を絶ちません。

高齢者の方が安心して不動産売却を進めるためには、特有のリスクを理解し、適切な対策を講じることが不可欠です。











高齢者が不動産売却で注意すべき8つのポイント
ここでは、高齢者の方が不動産売却で特に注意すべき8つのポイントを解説します。

1. 判断能力の低下と成年後見制度の検討
加齢とともに判断能力が低下すると、不動産売買契約の内容を十分に理解できなくなる可能性があります。もし、ご自身の判断能力に不安がある場合は、早めに成年後見制度の利用を検討しましょう。

成年後見制度には、「法定後見」「任意後見」の2種類があります。

法定後見制度: 判断能力が低下した後、家庭裁判所が選任した成年後見人、保佐人、補助人が本人を法的にサポートする制度です。
任意後見制度: 判断能力が十分なうちに、将来の判断能力低下に備えて、信頼できる人に財産管理や身上監護に関する事務を委任する契約を結んでおく制度です。
ご自身の状況に合わせて、適切な制度の利用を検討することが大切です。

2. 親族との連携と合意形成
不動産は、多くの場合、ご本人だけでなく、配偶者や子供など親族にとっても重要な財産です。売却の意思決定をする際には、事前に親族と十分に話し合い、理解と合意を得ておくことが重要です。

特に、将来的な相続に関わる場合は、親族間の意見が対立することもあります。早めに情報共有を行い、それぞれの希望や不安を共有することで、円満な解決を目指しましょう。

3. 不動産業者の慎重な選定と複数社への相談
不動産売却の成否は、仲介を依頼する不動産業者の選択によって大きく左右されます。高齢者をターゲットにした悪質な業者も存在するため、慎重に業者を選ぶ必要があります。

複数の不動産業者から査定を受ける: 一社だけでなく、必ず複数の業者に査定を依頼し、査定額や担当者の対応などを比較検討しましょう。
実績や評判を確認する: 業者のホームページや口コミサイトなどで、過去の取引実績や顧客からの評判を確認しましょう。
宅地建物取引士の資格を持つ担当者を選ぶ: 専門知識と経験豊富な宅地建物取引士が在籍している業者を選びましょう。
契約内容を十分に確認する: 仲介手数料や契約期間、違約金など、契約内容をしっかりと確認し、不明な点は遠慮せずに質問しましょう。

4. ライフプランに合わせた売却計画
不動産売却は、その後の生活に大きな影響を与えます。売却の目的や、売却後の住まい、資金計画などをしっかりと考慮した上で、無理のない売却計画を立てることが重要です。

住み替えの場合: 新居の購入時期や引っ越し時期などを考慮し、売却と購入のタイミングを調整する必要があります。
資金調達の場合: 必要な資金の額や時期を明確にし、売却目標価格を設定しましょう。
相続対策の場合: 相続税の試算や、遺産分割の方法などを考慮し、最適な売却方法を検討しましょう。

5. 物件の状況把握と適切な情報開示
売却する不動産の状況を正確に把握し、買主に対して適切に情報を開示することは、スムーズな取引を進める上で非常に重要です。

建物の状態: 雨漏り、シロアリ被害、設備の故障など、建物の不具合や修繕履歴を正直に伝えましょう。
土地の状況: 境界、地盤、埋蔵物など、土地に関する情報を開示しましょう。
近隣環境: 騒音、日当たり、周辺施設など、生活環境に関する情報も提供しましょう。
不利な情報を隠蔽すると、後々トラブルに発展する可能性があります。ありのままの情報を伝えることが、信頼関係を築き、スムーズな売却につながります。

6. 税金や諸費用の確認と資金計画
不動産売却には、様々な税金や費用がかかります。事前にこれらの金額を把握し、資金計画を立てておくことが重要です。

譲渡所得税・住民税: 不動産の売却によって利益が出た場合にかかる税金です。所有期間や売却益によって税率が異なります。
仲介手数料: 不動産業者に支払う手数料です。売買価格に応じて上限が定められています。
登記費用: 所有権移転登記などにかかる費用です。
その他費用: 引っ越し費用、不用品処分費用などがかかる場合があります。
税金対策として、居住用財産の3,000万円特別控除や、所有期間が10年を超える場合の軽減税率などの特例措置を利用できる場合があります。専門家(税理士など)に相談し、節税対策を検討しましょう。

7. 無理のないスケジュールと心身の負担軽減
不動産売却には、物件の査定、媒介契約、買主探し、内覧対応、契約手続き、引き渡しなど、多くの時間と労力がかかります。高齢者の方にとっては、これらの手続きが心身の大きな負担となる可能性があります。

時間に余裕を持った計画を立てる: 急いで売却する必要がない場合は、時間に余裕を持って計画を進めましょう。
不動産業者にできることはお任せする: 内覧の手配や契約手続きなど、煩雑な作業は積極的に不動産業者に依頼しましょう。
親族や専門家のサポートを得る: 必要に応じて、親族や弁護士、司法書士などの専門家のサポートを受けましょう。

8. 契約内容の慎重な確認とクーリングオフ制度の理解
不動産売買契約は、法的拘束力を持つ重要な契約です。契約内容を十分に理解しないまま署名してしまうと、後々大きなトラブルに発展する可能性があります。

契約書を隅々まで読む: 契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点は必ず担当者に質問しましょう。
重要事項説明をしっかり聞く: 宅地建物取引士から、物件に関する重要な事項の説明を受け、納得した上で契約しましょう。
クーリングオフ制度を確認する: 一定の条件を満たす場合、契約後でも無条件で解約できるクーリングオフ制度について理解しておきましょう。











高齢者の不動産売却を成功させるための5つの秘訣
上記の注意点を踏まえ、高齢者の方が不動産売却を成功させるための5つの秘訣をご紹介します。

1. 早めの準備と情報収集
不動産売却を検討し始めたら、早めに情報収集を始めましょう。インターネットや書籍、セミナーなどを活用し、不動産売却の流れや注意点、最新の市場動向などを把握することが大切です。

2. 信頼できる相談相手を見つける
不動産売却に関する不安や疑問を気軽に相談できる、信頼できる相談相手を見つけましょう。親族、友人、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士など、様々な専門家を頼ることが可能です。

3. 複数の専門家の意見を聞く
不動産業者だけでなく、必要に応じて税理士や弁護士など、複数の専門家の意見を聞くことで、より客観的で適切な判断をすることができます。

4. 無理のない売却プランを立てる
ご自身の体力や判断能力、経済状況などを考慮し、無理のない売却プランを立てることが重要です。焦らず、じっくりと時間をかけて進めましょう。

5. 困った時は専門機関に相談する
もし、不動産売却に関してトラブルが発生したり、不安なことがあった場合は、迷わずに専門機関に相談しましょう。

消費生活センター: 消費者からの相談を受け付け、解決のための情報提供やアドバイスを行っています。
宅地建物取引業協会: 不動産業者に関する苦情や相談を受け付けています。
法テラス(日本司法支援センター): 法律に関する相談窓口を設けており、弁護士などの専門家を紹介してくれます。















まとめ
高齢者の不動産売却は、多くの注意点がありますが、しっかりと準備と対策を行うことで、安心・安全に進めることができます。

本記事で解説した注意点や成功の秘訣を参考に、信頼できる不動産業者や専門家と連携しながら、ご自身のペースで最適な不動産売却を実現してください。

もし少しでも不安を感じたら、一人で悩まずに、周囲の信頼できる人や専門機関に相談することが大切です。


私たち不動産のみらいは葛飾区、足立区を中心に城東エリアの方の不動産売却のご相談を24時間受け付けております。
お気軽に無料査定をご利用ください。


査定依頼はコチラまでお気軽にお問い合わせください。


弊社へのお問い合わせはこちら




みらいグループでお手伝いできること

エリア:葛飾区・足立区

業務内容:不動産売買仲介 不動産売却 住み替え 不動産売却時の不動産査定 不動産買取 相続に伴う不動産売却 離婚に伴う不動産売却 任意売却 住宅ローンの支払いが困難・滞った物件の売却 土地売却 戸建て売却 マンション売却 空き家対策 遠方からの不動産売却


一般社団法人 福祉のみらい

エリア:葛飾区・足立区

業務内容:施設紹介・身元保証(入院時の身元保証・施設や老人ホーム入居時の身元保証・賃貸物件契約時の身元保証など) 生活サポート(買い物同行や代行・病院付き添い・入院手続き・施設見学同行・各種手続きのサポートなど生活する上でのお困りごと全般のサポート) エンディングサポート(葬儀・納骨・死後の事務手続き・ 保険や年金の脱退手続き・遺品整理・相続手続き)

福祉のみらいの詳細はコチラをクリック

//fudosanmirai.jp/momioto_adachi/20230608130929/


一般社団法人 東京都社会福祉支援センター

エリア:葛飾区・足立区

業務内容:高齢者向けサービス全般・老人ホーム等の施設紹介・相続相談・死後事務・任意後見

東京都社会福祉支援センターの詳細はコチラをクリック↓

//fudosan-mirai.jp/real_estate_sell/20230907132921/




タグ一覧

ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

03-6662-5981

営業時間
10:00~17:00
定休日
火曜日・水曜日

関連記事

売却査定

お問い合わせ