相続などで取得した家をそのまま放置していたり、活用方法もなく空き家になっている不動産が多くなっています。
放置したままにすると様々なトラブルになることもありますし、放置していても無駄な維持費ばかりかかってしまいます。
そこで今回は、「不動産のみらい」が葛飾区・足立区を中心に、城東エリアの方に、空き家を高額売却する方法と残置物はどうするのかを解説していきます。
空き家の売却でお困りな方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
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空き家の売却価格の相場は?
空き家の売却価格の相場は、物件の条件によって大きく変動するため、一概にいくらとは言えません。しかし、一般的に以下の要素が価格に影響を与えます。
空き家の売却価格に影響を与える要素
築年数: 新築に近いほど高額に、築年数が古いほど低額になる傾向があります。
立地: 駅からの距離、周辺環境、日当たりなど、立地条件が良いほど高額になりやすいです。
建物状態: リフォームの必要性、老朽化の程度によって価格が変動します。
土地の広さ: 広い土地ほど高額になる傾向があります。
周辺の相場: 近隣の同様の物件の売却価格も参考にされます。
経済状況: 不動産市場の動向も価格に影響を与えます。
空き家の売却価格の相場を調べる方法
不動産会社の査定: 複数の不動産会社に査定を依頼し、相場を比較検討するのが一般的です。
不動産ポータルサイト: SUUMOやHOME'Sなどの不動産ポータルサイトで、周辺の物件の売却価格を参考にすることができます。
国土交通省の不動産情報ライブラリ: 過去の取引事例を基に、相場を把握することができます。
空き家買取の相場
空き家を不動産会社に買取してもらう場合、一般的に市場価格の5~8割程度が買取価格になります。これは、不動産会社がリフォームや転用といった費用を見込むためです。
空き家を高額で売却するために避けるポイント
1. 安易なリフォーム
費用対効果: リフォーム費用に見合うだけの価格上昇が見込めない場合があります。特に、大規模なリフォームは、必ずしも高額売却につながるとは限りません。
流行に左右される: 当時の流行を取り入れたリフォームは、すぐに古く見えてしまう可能性があります。
過剰なリフォーム: 必要以上のリフォームは、かえって購入者を遠ざける可能性があります。
2. 自分で勝手にリフォームする
専門家の意見: 専門家ではない人が安易にリフォームを行うと、かえって物件の価値を下げる可能性があります。
瑕疵担保責任: リフォームによって新たな問題が発生した場合、売主が責任を負う可能性があります。
3. 放置による劣化
建物・設備の老朽化: 長期にわたって放置すると、建物や設備が老朽化し、修繕費用がかさむだけでなく、売却価格も大きく下落する可能性があります。
周辺環境の悪化: 周囲の環境が変化し、物件の価値が下がる可能性もあります。
4. 情報公開の不足
物件の欠陥を隠す: 物件の欠陥を隠すと、後にトラブルに発展する可能性があります。
物件の情報を正確に伝えられない: 購入者が物件について誤解を抱き、トラブルに繋がる可能性があります。
5. 焦って売却しようとする
適正な価格で売却できない: 焦って売却しようとすると、適正な価格で売却できない可能性があります。
後悔する可能性: 十分に検討せずに売却してしまうと、後に後悔する可能性があります。
6. 一括査定サイトに頼りすぎる
情報の正確性: 一括査定サイトに掲載されている情報は、必ずしも正確とは限りません。
担当者の質: 担当者によって対応が大きく異なる場合があります。
7. 不動産会社任せにする
自分の意見を伝えられない: 不動産会社に全てを任せてしまうと、自分の意見が反映されない可能性があります。
市場の動向を把握していない: 不動産市場の動向を把握しておかないと、損をする可能性があります。
8. 固定観念にとらわれる
「高く売るためにはリフォームしなければならない」など、固定観念にとらわれると、柔軟な対応ができなくなります。
そもそも残置物がある空き家は売却が難しい?
残置物がある空き家は、売却が難しいケースが多いです。なぜなら、
購入者にとっての負担: 購入者は、残置物の撤去費用や手間を負担することを避けたいと考えます。
物件の印象が悪くなる: 残置物が散乱している状態では、物件の清潔感が損なわれ、魅力が半減してしまいます。
売却価格の低下: 残置物があることで、売却価格が下がる可能性があります。
残置物がある場合の売却方法
残置物がある場合でも、売却することは可能です。しかし、いくつかの方法があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
1. 自分で残置物を処分して売却する
メリット:
売却価格を高くできる可能性がある。
売却活動がスムーズに進みやすい。
デメリット:
時間と労力、費用がかかる。
大型家具や家電の処分は、専門業者に依頼する必要がある場合がある。
2. 残置物ごと売却する
メリット:
手間をかけずに売却できる。
デメリット:
売却価格が大幅に下がる可能性がある。
購入者が限られる。
3. 専門業者に依頼する
メリット:
残置物の処分から売却まで、全てを業者に任せられる。
デメリット:
手数料がかかる。
売却価格が下がる可能性がある。
空き家を高く売るためのポイント
清掃: 室内をきれいに清掃し、清潔感のある印象を与えることが大切です。
不要な物の処分: 不要な物を処分し、広々とした空間を見せることで、魅力的な物件になります。
適切な時期に売却: 不動産市場の動向を把握し、相場が高騰している時期を狙うことも一つの戦略です。
空き家の売却に関する注意点
固定資産税: 空き家には固定資産税がかかります。売却までの間、固定資産税を負担する必要があります。
維持費: 空き家の維持費として、水道料金や電気料金などが発生します。
法規制: 空き家に関する法律が改正される可能性があるため、最新の情報を確認する必要があります。
空き家の売却は、専門的な知識が必要な手続きです。
不動産会社に相談し、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
まとめ
空き家の売却価格は、物件の条件や市場の状況によって大きく変動します。複数の不動産会社に査定を依頼し、相場を把握することが大切です。