2023-10-23
【土地売却の流れ】
1.現状把握
まず、不動産会社に相談する前にご自身で土地の現状を確認しましょう!
土地売却の場合、立地はもちろん、隣接地の境界確認の有無、更地なのか古家付きなのか、相続した土地なのかなどがポイントになってきます。そこの情報を整理しましょう。
2.必要書類の準備
事前準備の一つとして、売却時に必要な書類を集めましょう。
「身分証」「実印」「印鑑証明」「住民票」「登記権利書」「登記識別情報」「固定資産税納税通知書」「固定資産税評価証明書」などが必要書類になります。
土地の場合は、「土地測量図・境界確認書」もチェックしましょう。
3.査定依頼
現状を把握し、必要書類、事前準備ができたら、一括査定サービスを使い複数の不動産会社に査定依頼をします。
査定をしてもらうときは必ず複数社に依頼しましょう。
複数社に依頼することでだいたいの相場がわかります。
4.不動産会社と媒介契約を結ぶ
一括査定を依頼した不動産会社の中から売却のお手伝いをしてくれる不動産会社を決めます。
不動産会社を決めるときは、査定価格だけでなく、実績、サポートの充実さ、経験なども見て決めましょう。
媒介契約の契約形態は「一般媒介」「専任媒介」「専属専任」があります。
希望条件、売却希望時期などを踏まえ、それぞれの媒介契約の特徴やメリット、デメッリトを確認して契約形態を選びましょう。
5.売出価格を決める
媒介契約後、売出価格を決めます。
売主が価格を決めることができますが、査定額を参考に不動産会社と周囲の売却事例などを聞き決めるのがいいでしょう。
6.売却活動開始
価格が決まったら、売却情報を開示して、売却活動を始めます。
現地での対応は不動産会社にお願いしますが、雑草のお手入れやごみの整理などなるべく見栄えがいいようにしましょう。
7.価格・条件の交渉
購入希望者が現れたら、不動産会社を通して購入申込書が届きます。
価格・条件面を確認した上で不動産会社と検討しましょう。
8.契約・土地の引き渡し
お互いの合意が取れたら、売買契約を結びます。
「売買契約書」「重要事項説明書」など売買契約で必要な書類は不動産会社が準備してくれます。
契約当日は、宅地建物取引士が重要事項説明書を読み説明をします。
「売買契約書」の内容を確認、調印、手付金を受け取ります。引渡の際の残金の受け取りを確認し、必要書類を買主に渡します。
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【土地を確実に売却するポイント4選】
①土地の問題がないことを示す
土地を売却するなら、売却予定の土地に問題がないことを証明しましょう。
買主は、土地に不安な部分があると購入意欲が下がります。
具体的に、問題がないことを示すには『地盤調査』と『土壌汚染調査』が必要になります。
それぞれの調査の実施は、不動産会社に相談するといいでしょう。
業者を紹介してくれたり、業者との仲介をしてくれます。
②隣地との境界線を確定させトラブル要素をなくす
隣地との境界線は確定させておくといいでしょう。
土地の購入をしてもらえる可能性が高まります。
境界線の確定が重要な理由は、購入者が新しく建物を建てるときに、境界線が決まっていないと、隣地と境界線をめぐってトラブルになることがあるからです。
多くの場合、トラブルを避けるために土地の買主から、『境界確認書』を求められます。
そして隣地所有者から、『越境の覚書』に署名を忘れずにもらっておきましょう。
『境界確認書』とは…隣地と境界を明確にするために測量を実施し、境界を確定したことを証明した書類のこと
『越境の覚書』とは…隣地もしくは所有地から越境物があり、その撤去が難しい時お互いに越境物を確認しているといううことと、将来建て替えをするときは境界を解消するということを確認するもの
③土地価格を50万円ほど下げる
土地を売却しやすくするために、土地の売出価格を下げるのも◎
買主にとって魅力的な価格を提示することで、興味を持ってもらいやすくなり、成約できる可能性がアップします。
ここでのポイントは、一気に50万円程下げるという点です。
50万円未満の値下げだとインパクトが弱く、価格の魅力をアピールできません。
そして、もう少し待てばもっと下がるかも!と思われてしまうことも。
値引きしすぎ、しなさすぎ、どちらもいい印象を持ってもらえなくなるので注意しましょう。
④土地の売却に強い不動産会社に乗り換える
不動産会社に売却の依頼をしてからだいぶ経つのに全然売れない!
というときは、不動産会社を変えるのもいいかもしれません。
不動産会社の変更検討理由は、依頼した不動産会社が土地の売却を不得意としている可能性もあります。
・売却の報告の内容が毎回同じで、営業活動をしているか疑わしい。
・売却地に設置してる看板などが汚れてる、壊れてる
・折込チラシでの広告をメインにしていてネットの広告に力を入れてない
・過去の土地売却の実績が他社に比べて少ない
・3カ月経っても売れる気配がない
上記にような場合は、契約中の不動産会社では売却できない可能性があるので、契約変更をすることをおススメします。売出から売買契約が成立するまでの平均目安が3カ月ほどなのでこの3カ月を一区切りにし、不動産会社を変えるのもいいでしょう。
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【土地を早く売却するためのポイント2選】
①1~3月に売り出す
不動産の需要が高まっている時期に売却すると、土地を早く売却できる可能性があります。
それが1~3月です。
この時期は、転勤や進学に時期で転居先を探す人が増えます。
例年この時期の買い手は増えるのでこのタイミングで売り出すと早く売却できる可能性があります。
②買取をしてもらう
不動産会社に買取をしてもらえば、すぐに売却できて、現金化もできます。
不動産会社に販売活動をしてもらい買い手を見つけるとなると、買い手を見つけるまでに時間がかかり、最悪の場合、買い手が見つからないことも。
不動産会社に買取してもらえば、圧倒的速さで売却が可能ですが、デメリットもあります。
それは相場より安くなってしまうということです。
高値で売却したいならば、この方法はおススメできません。
コチラの記事も読まれています|早期売却するためのコツは?
【まとめ】
土地売却について、少しは参考になったでしょうか?
私たち不動産のみらいは葛飾区、足立区を中心に城東エリアの方の不動産売却のご相談を24時間受け付けております。
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当店でお手伝いできること
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