土地の査定方法は?査定額を左右するポイントを解説!!

2023-08-08

土地売却


土地の査定方法は、公的評価額などを使いご自身で査定する方法と、不動産会社に査定を依頼する2つの方法があります。
そこで今回は、不動産のみらい」が葛飾区・足立区を中心に、城東エリアの方に、2つの査定方法と査定依頼の流れと査定額が決まるポイントを詳しく解説をしていきます。
土地の売却をご検討中の方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。


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【土地の査定方法】
1.ご自身で土地の価格を査定する方法
土地の価格をご自身で調べ適正な価格を知っておくことで不動産会社に依頼する時も交渉を有利に進めることができます。
ご自身で査定する時の方法はコチラ↓
・土地の公的評価額を調べ参考にする方法
*公示地価と基準地価
*相続税路線価
*固定資産税評価額

・周囲の取引価格を調べ参考にする方法
*土地の総合情報サイト


2.不動産会社に査定依頼をし査定してもらう方法
素人では、土地の価格を査定するには限界があります。
もちろん、ご自身で土地の価格を調べるのは大事ですが、公的い評価額や周囲の取引価格を調べても目安にしかなりません。
正確な査定額を出すために、土地の公法上の規制や、最寄り駅からの距離、面積、道路との関係など、様々な要素を加味した評価を反映させる必要があります。

不動産会社は、長年の経験や地域の特性などのデータをもとに正確な査定額を算出します。

【不動産会社に査定依頼をするときの流れ】
1.査定依頼(一括査定)の申し込み
↳一括査定サイトを利用すると便利!申し込みは数分で完了

2.訪問日時を決める
↳簡易査定の場合は、数日で査定額が送られてくる

3.訪問査定(現地調査)の実施
↳査定時間は数十分~1時間ぐらい

4.査定結果
↳結果が送られてくるまで約1週間ぐらい

5.媒介契約を結ぶ

不動産会社に査定をお願いする時は、1社だけでなく、複数社に依頼するのがいいです。
複数社に査定してもらうことで、大体の相場が把握できます。
一括査定サイトなら1回の入力で複数の不動産会社に査定を依頼できるのでおススメです。
査定したい土地の所在地、面積、お客様の情報を入力するだけなので、数分で完了します。査定依頼後に、申し込みをした会社から連絡がきます。
この時に、簡易査定額も伝えてくれることがあります。
結果だけでなく、不動産会社の対応なども見て訪問査定する会社を何社か選んでおきましょう。
簡易査定では、相場をもとにした査定額しか出せません。そのため、実際に現地で土地を見たときに相場より高くなったり、低くなったりすることがあります。
不動産会社は土地を見るだけではなく様々な質問をしてくるでしょう。
正確な査定額を出すためなので、なるべく正直に質問には答えるようにしましょう!

現地調査後、土地の用途地域や建築の規制などを調べ不動産会社が査定書を作成します。その期間はおおよそ1週間ぐらいです。
土地の査定額を確認したらなぜその金額なのかを必ず聞くようにしましょう。
中には、契約を取りたいがあまり相場より高い金額を提示してくる不動産会社もいます。査定額はあくまでも目安であり、必ずしもこの金額で売却できる!というわけではないので、注意しましょう。
複数の不動産会社から査定結果を受けたら、信頼できる不動産会社を絞り、売却活動に進むための媒介契約を結びましょう。
媒介契約には、複数社と契約できる一般媒介や、1社のみと契約する専任媒介または専属専任媒介があります。

媒介契約の詳しい内容はこちらをご覧ください|媒介契約の種類と違い



【土地の査定額を左右するポイント10選】
1.用途地域
↳用途地域とは、「このエリアは、この用途にだけ使用可能」と決められた地域のこと。
色々な建物を建てられる用途地域は多様性が広がるので価格が高くなる傾向があり、13種類の用途地域が定められています。
査定ポイント:土地の用途地域がどのエリアに属しているか
       
2.駅からの距離
↳駅から徒歩3分のところと徒歩10分のとこるでは、駅から近いところの方が価格は高くなります。住宅や店舗の場合でも基本的には駅から近い方が土地の価格は高値になるのは、利便性がいいからです。
駅からだいぶ離れている場合は、バス停からの距離や周辺の設備環境が重要になります。
査定ポイント:駅からどのくらいの距離にあるか

3.土地面積
土地の面積が広いか狭いかも、土地の査定価格に大きな影響を与える要素になります。50坪と100坪の土地があった場合、100坪の土地の方が土地の総額は高くなりますが、坪単価に関しても広さが影響を与えることがあります

ただし、土地が広い方が単価が高くなるケースと、低くなるケースが存在するので注意しましょう。

一般的に、土地面積が広いと活用方法が広がるので、需要も高まり価格も高くなります。500坪ほどある土地ならマンションや商業施設を建てられるので、買い手が付きやすいです。

ただし、土地面積が広くても建てられる建物の規制が厳しいエリアの場合は、価格が低くなることがあります。「第一種低層住居専用地域」「市街化調整区域」などがこのケースです。

「第一種低層住居専用地域」は10ⅿまたは、12mまでの高さの建物しか建てられず、外壁の交換距離の制限など規制が設けられています。

そのため、土地の用途が限られてしまうので買い手が限定されやすく価格が低くなりやすいです。

上記のように土地の面積が広くても単価が低くなることもあることを理解しておきましょう!

査定ポイント:利用規制が緩いエリアは、土地が広い方が活用方法が多いので土地の単価が高くなるが、反対に利用規制が厳しいエリアは土地が広いと開発が難しいので土地の単価が低くなる


4.土地の形状

土地は正方形のような整った形の方が土地の価値が高くなる傾向があります。

細くて長すぎる土地やいびつな形の土地はてて物が立てにくいので価格が低くなることも。

住宅地の場合、いびつな形状の土地だと家の間取りが変になりやすくなるため査定額が相場より低くなってしまいます。

ただし、土地が広ければ形が多少いびつでもさほど影響がないため、価格にへの影響も少ないでしょう。

査定のポイント:いびつな形の土地よりも正方形のような整った形の土地の方が価格が高くなる傾向がある


5.前面道路の幅

土地に接している前面道路の幅が狭いと土地の価格が低くなる可能性があります。なぜなら、前面道路の幅により容積率が変わるので、建てられる建物が小さくなる可能性があるからです。

容積率とは、土地面積に対する建物の延べ床面積の割合のこと

容積率が200%なら、100㎡の土地に床面積200㎡までの建物を建てられるということです。前面道路の幅が4ⅿしかない場合その土地の容積率は4ⅿ×0.4×100%=160%ですが、前面道路の幅が5ⅿの場合は、容積率が200%になるので、より広い家を建てることができるのです。

査定のポイント:前面道路の幅が狭い場合、容積率が下がるので土地の価格が低くなりやすい


6.間口と奥行の長さ

間口が狭すぎたり、狭いのに長すぎたりする土地は、利用しにくいと判断されることがあるため、査定価格に響くことも。

間口とは、道路が面してる土地の長さ。もう一方の辺を奥行といいます。


間口が広い方が一般的には好まれやすく、狭い土地は敬遠されやすいです。

なぜなら、間口が広ければ正面に駐車場と玄関を設置できますが、間口が狭いと、駐車スペースの後ろに玄関を作るなどの工夫が必要になるからです。

奥行きも長い方がいいですが、間口が狭く奥行きが長い土地は、間取りに制限が出てくるので価格が上がりにくいでしょう。

査定のポイント:間口が狭い土地、奥行きが長い土地は価格が下がることもある


7.道路との関係

道路と土地がどのように接しているかによって価格にも影響が出ます。

角地:2つの道路で角ができている

二方路地:2つの道路に挟まれてる

中間画地:一方のみ道路に面してる


一般的に価格が高くなるのは、角地や二方路地です。

それは、日当たりや風通しがいい、二方向からの侵入ができる、建ぺい率が緩和されるなど理由があります。同じ角地でも南側と東側が道路に面してる土地は日当たり面のことから人気があります。

査定ポイント:一方のみが道路に面してる土地より、角地や二方路地の方が価格が高くなりやすい


8.道路に対しての高低差

低い位置にある土地は一般的に価格が低くなりやすいです。

道路より低い位置にある土地の場合、生活水路を引き上げるための排水工事のコストがかかるのと、日当たりや風通しが良くない可能性があるからです。

多少道路より高い位置にある土地は、価格への影響はあまりありませんが、高すぎると階段の設置が必要になり価格が落ちてしまうことがあります。

査定ポイント:道路に対して低い位置にある土地は、価格が低くなりやすい


9.土壌汚染・埋蔵文化財の存在

これはあまり一般的ではありませんが、土壌汚染されてる土地や埋蔵文化財がある土地は価格が大きく下がることがあります。

土壌汚染は対策費用がかなりかかることから買い手が付きにくいです。

埋蔵文化財が見つかった場合、文化財を保護する調査が行われるので、開発が停止されることもあります。

査定ポイント:土壌汚染や埋蔵文化財がある場合、価格が大きくさがる原因になる


10.近隣の嫌悪施設の存在

嫌悪施設とは、産業廃棄物処理場、墓地、送電線、軍事基地、風俗店などのこと。

人に不快を与えるような施設のこと。


このような施設が近くにある場合、土地の価格が下がりやすいです。

施設の種類、規模、距離によっても変わってきますが近隣にこのような施設がある場合、価格に影響を与える可能性があることを知っておきましょう。

査定ポイント:近隣に嫌悪施設がある場合、価格が下がる傾向がある


【まとめ】

いかがでしたか?

土地の査定方法と査定額を左右するポイントを解説していきました。

査定額を左右するポイントは10項目もあり、どれがどのぐらい価格に影響が出るのかはプロに聞くのが正確に知れていいでしょう。

そのためには、不動産会社に査定依頼をし、しっかりと査定してもらってから、売却をスタートさせましょう。


私たち不動産のみらいは葛飾区、足立区を中心に城東エリアの方の不動産売却のご相談を24時間受け付けております。
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