親が亡くなり、相続をうけた場合、相続税が発生します。
しかし、現金があまりなく相続したものが不動産だけの場合、納税資金不足でお困りの方もいるでしょう。
そこで今回は、「不動産のみらい」が葛飾区・足立区を中心に、城東エリアの方に、相続税の申告や納付期限、相続税を払えないときの対処法について解説していきます。
相続税の支払いにお困りの方、不動産を相続した方は是非この記事を参考にしてみてください。
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相続税の申告と納付
相続税の納付とは
申告に基づいて計算された相続税額は、申告期限までに納付しなければなりません。納付方法は、原則として金融機関での納付となります。
相続税の申告と納付の手続き
相続税の申告と納付の手続きは、以下の流れで行われます。
相続開始を知った日の確認: 被相続人が亡くなった日や、その事実を知った日を正確に把握する必要があります。
相続財産の調査: 相続財産には、不動産、預金、株式、保険金など様々なものが含まれます。これらの財産を全て調査し、その評価額を算出する必要があります。
申告書の作成: 税務署から配布されている相続税申告書に、相続した財産、債務、葬式費用などを記入します。
添付書類の準備: 申告書に添付する書類として、遺産分割協議書、評価証明書、銀行残高証明書などが求められます。
税務署への申告: 作成した申告書と添付書類を、相続開始を知った日から10ヶ月以内に税務署に提出します。
納税: 計算された相続税額を、申告期限までに納付します。
相続税の納付方法
相続税の納付方法は、原則として金融機関での納付となります。ただし、納付が困難な場合は、延納や物納を申請することも可能です。
延納: 相続税を分割して納付する方法です。
物納: 現金ではなく、相続した財産で納付する方法です。
相続税の申告・納付の注意点
申告期限厳守: 申告期限を過ぎると、延滞税が課されることがあります。
専門家の利用: 相続税の申告は、専門知識が必要な場合が多いです。税理士に相談することをおすすめします。
税制改正: 税制は頻繁に改正されるため、最新の情報を把握する必要があります。
その他
相続税の申告と納付は、複雑で専門的な手続きです。ご自身で手続きを行うことが難しい場合は、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。
相続税の計算方法について
相続税の計算は、一見複雑に見えますが、基本的な流れを理解すれば、ある程度自分で計算することも可能です。ただし、相続財産の種類や相続人の数など、ケースによって計算方法は異なります。
相続税の計算の基本的な流れ
課税対象となる財産の評価額を算出:
不動産、預金、株式など、相続された全ての財産の評価額を算出します。
評価額は、原則として相続開始日(被相続人が亡くなった日)における時価とされます。
不動産の場合は、不動産鑑定士による評価が必要になる場合があります。
債務等の控除:
相続開始日における被相続人の借金や葬式費用などを、評価額から控除します。
生命保険金には非課税限度額があり、その限度額を超えた部分のみが課税対象となります。
基礎控除の適用:
法定相続人の数に応じて定められた基礎控除額を、課税される財産の額から差し引きます。
基礎控除額を超えた部分に対して、相続税が課税されます。
相続税率の適用:
基礎控除を差し引いた後の課税額に対して、相続税率を適用して相続税額を計算します。
相続税率は、課税される財産の額によって段階的に高くなります。
税額控除:
配偶者控除や障害者控除など、様々な税額控除が適用される場合があります。
各相続人の納税額の計算:
計算された相続税額を、各相続人の相続割合に応じて按分します。
相続税の計算例
相続税の計算は、非常に複雑なため、ここでは簡単な例を挙げます。
例: Aさんが亡くなり、配偶者と子供2人の3人で相続することになった。相続財産は、自宅(評価額5,000万円)、預金(評価額2,000万円)、借金(1,000万円)があったとする。
課税対象となる財産の額: 5,000万円(自宅) + 2,000万円(預金) - 1,000万円(借金) = 6,000万円
基礎控除: 法定相続人が3人なので、3,000万円 + (600万円 × 3人) = 5,800万円
課税される財産の額: 6,000万円 - 5,800万円 = 200万円
相続税率を適用し、税額控除などを考慮して、最終的な相続税額を計算する
相続税の税額軽減に関する特例について
相続税の計算では、様々な特例が設けられており、これらを利用することで、税額を軽減できる可能性があります。
主な税額軽減の特例
配偶者控除:
被相続人の配偶者が相続人の場合、一定の金額まで相続税が軽減されます。
具体的には、相続した財産の価額の半分または1億6,000万円のいずれか低い金額までが控除対象となります。
未成年者控除:
未成年者の相続人に対しては、年齢に応じて控除額が認められます。
18歳未満の相続人1人につき、10万円×(18歳-年齢)の金額が控除されます。
障害者控除:
重度障害者である相続人に対しては、一定の金額が控除されます。
小規模宅地等の特例:
主たる居住用の宅地やその周辺の土地に対しては、評価額を減額できる特例があります。
事業用資産の特例:
事業に使われていた資産に対しては、評価額を減額できる特例があります。
農地の特例:
農地に対しては、評価額を減額できる特例があります。
相続時精算課税制度:
生前贈与をした場合、贈与税を納付せずに、相続税の申告時に贈与財産を合算して相続税を計算する制度です。
特例を受けるための注意点
申告が必要: これらの特例を受けるためには、原則として税務署に申告する必要があります。
条件がある: 各特例には、適用されるための条件が定められています。
専門家の相談: 特例は複雑なため、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。
その他の税額軽減策
生命保険: 生命保険金には非課税限度額があり、その限度額を超えた部分のみが課税対象となります。
葬式費用: 葬式費用は、相続税の課税対象から控除されます。
相続税を申告しないときのペナルティ
相続税を申告しないことは、法律で定められた義務を怠る行為であり、様々なペナルティが課される可能性があります。
主なペナルティ
延滞税: 申告期限までに納付しなかった場合、未納税額に対して延滞税が課せられます。延滞期間が長くなればなるほど、延滞税の金額も大きくなります。
無申告加算税: 申告を全くしなかった場合、納付すべき税額に対して一定割合の加算税が課せられます。
自主申告の場合: 納付すべき税額の5%が加算されます。
税務調査で発覚した場合: 納付すべき税額の15%が加算されます。 さらに、追加納付税額が50万円を超える場合は、超えた部分に対して20%の加算税が課せられます。
重加算税: 申告書に虚偽の記載があった場合や、重要な事項を隠した場合など、悪質な場合には、重加算税が課せられます。重加算税の税率は、無告加算税よりも高くなります。
過少申告加算税: 申告額が正しい金額よりも少ない場合、不足している税額に対して加算税が課せられます。
なぜ相続税の申告は必要なのか?
法律で定められた義務: 相続税の申告は、法律で定められた義務です。
税務調査のリスク: 税務署は、相続が発生したことを把握しており、税務調査が行われる可能性があります。
ペナルティの負担: 申告を怠ると、高額なペナルティを支払うことになる可能性があります。
相続税申告をしないことの危険性
財産を失う可能性: ペナルティによって、相続した財産を全て失ってしまう可能性もあります。
家族への影響: 相続人全員に影響が及ぶ可能性があります。
精神的な負担: 税務調査や納税のトラブルに巻き込まれ、精神的な負担が大きくなる可能性があります。
まとめ
相続税の申告を怠ると、高額なペナルティを支払うだけでなく、様々なリスクが伴います。相続が発生した場合は、早めに税理士などの専門家に相談し、適切な手続きを進めることが重要です。