家や土地などの不動産は購入時だけでなく、売却時にもお金がかかります。
生活が困難などの理由で家を手放す場合、十分なお金を用意できないこともあると思います。
そこで今回は、「不動産のみらい」が葛飾区・足立区を中心に、城東エリアの方に、お金がない時に家を売る方法について解説します。 不動産売却をご検討中の方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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お金がないときに家を売る方法とは?
お金がなくて家を売却しなければならない状況に陥ると、途方に暮れてしまう方も多いでしょう。しかし、諦める必要はありません。いくつか方法がありますので、それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解し、ご自身の状況に合った方法を選択しましょう。
1. 不動産会社に買取を依頼する
不動産会社に買取を依頼するとは、不動産会社が直接あなたの家を買い取る方法です。
メリット
スピードが早い: 手続きが比較的スムーズに進み、短期間で現金化できます。
手間が少ない: 広告を出したり、内見に対応したりする手間が省けます。
売却価格が確定しやすい: 不動産会社が提示する買取価格で売却できるため、価格交渉の必要がありません。
デメリット
売却価格が安い傾向にある: 一般的な売却に比べて、買取価格は相場よりも低くなることが多いです。
選べる不動産会社が少ない: 買取を行っている不動産会社は限られています。
2. 任意売却をする
任意売却とは、住宅ローンなどの債務が支払えなくなった場合に、債権者の同意を得て、不動産を売却する方法です。
メリット
競売を回避できる: 競売になると、不動産が大幅な安値で売却される可能性が高くなります。任意売却であれば、ある程度自由に売却価格を決めることができます。
残債を減らすことができる: 売却代金から債務を弁済し、残債を減らすことができます。
デメリット
手続きが複雑: 債権者との交渉や手続きが複雑で、時間がかかることがあります。
売却価格が安い可能性がある: 債権者の同意が必要なため、希望する価格で売却できない可能性があります。
信用情報に傷がつく: 任意売却は、信用情報にマイナスな情報として記録されることがあります。
その他の方法
リースバック: 自宅を売却した後も、一定期間賃貸として住み続けることができる方法です。
競売: 債務不履行が続くと、裁判所が不動産を競売にかけることがあります。
どの方法を選ぶべきか?
どの方法を選ぶべきかは、あなたの状況によって異なります。
すぐに現金が必要な場合: 不動産会社への買取がおすすめです。
競売を避けたい場合: 任意売却がおすすめです。
できるだけ高く売りたい場合: 一般的な仲介での売却も検討できます。
注意点
複数の不動産会社に相談する: 複数の不動産会社から見積もりを取って比較検討することが大切です。
専門家にご相談ください: 不動産会社だけでなく、弁護士や司法書士などの専門家にご相談することをおすすめします。
家を売るお金がない時はどうする?売却にかかる費用について解説
売却にかかる費用とは?
家を売却する際には、売却価格から様々な費用が差し引かれます。主な費用は以下の通りです。
1. 仲介手数料
不動産会社に支払う手数料です。売却価格の3%~6%程度が相場となっています。
2. 税金
譲渡所得税: 売却益に対してかかる税金です。
登録免許税: 所有権移転登記にかかる税金です。
3. 抵当権抹消費用
住宅ローンが残っている場合、抵当権を抹消するための費用がかかります。
4. その他の費用
不動産登記費用: 所有権移転登記にかかる費用。
引越し費用: 新居への引っ越し費用。
リフォーム費用: 売却前にリフォームを行う場合、その費用。
司法書士費用: 各種手続きに必要な費用。
売却費用を抑えるためには?
売却費用を抑えるためには、以下の点に注意しましょう。
複数の不動産会社に見積もりを依頼する: 複数の不動産会社から見積もりを取り、比較検討することで、仲介手数料を安く抑えることができます。
リフォーム費用を抑える: 売却前に必ずしもリフォームが必要なわけではありません。必要な箇所だけリフォームすることで、費用を抑えることができます。
DIYでリフォームする: DIYでリフォームすることで、費用を大幅に削減することができます。ただし、専門的な知識や技術が必要となります。
家を売る時にやってはいけないこと!失敗しないための注意点
家を売却するということは、人生において大きな決断の一つです。スムーズに売却を進めるためには、事前の準備や注意点を知っておくことが重要です。この記事では、家を売却する際にやってはいけないことについて解説します。
1. 事前準備を怠らない
1-1. 物件の現状を把握する
リフォームの必要性: 老朽化した部分や修繕が必要な箇所がないか、事前に確認しましょう。
設備の点検: 水回りや電気設備など、問題がないか点検を行いましょう。
周辺環境の調査: 近隣に騒音源や気になる施設がないか、周辺環境をしっかりと把握しましょう。
1-2. 相場を調べる
複数の不動産会社に査定を依頼する: 複数の不動産会社から査定を受けることで、適正な価格を把握できます。
周辺の売買事例を調べる: 類似物件の売買事例を参考に、自分の物件の適正価格を把握しましょう。
1-3. 売却理由を明確にする
なぜ売却したいのか: 売却理由を明確にすることで、スムーズな交渉に繋がります。
売却時期: いつまでに売却したいのか、具体的な目標を設定しましょう。
2. 焦って売却しない
2-1. 相場より大幅に安く売却しない
相場を参考に、適正な価格を設定する: 安く売り急ぐと、損をする可能性があります。
交渉の余地を残す: 多少の交渉は想定し、最初から底値で提示しないようにしましょう。
2-2. 不動産会社任せにしない
定期的に進捗状況を確認する: 不動産会社に全てを任せるのではなく、定期的に進捗状況を確認しましょう。
契約内容をしっかり確認する: 契約書の内容をしっかり確認し、不明な点は必ず質問しましょう。
3. その他やってはいけないこと
不動産会社を1社に絞らない: 複数の不動産会社に依頼することで、より多くの顧客に物件をアピールできます。
物件の欠点を隠さない: 欠点を隠すと、後々トラブルに繋がる可能性があります。
内見の準備を怠らない: 部屋をきれいに掃除し、整理整頓された状態で内見に対応しましょう。
売却価格を頻繁に変更しない: 頻繁に価格を変更すると、購入者の信頼を失う可能性があります。
まとめ
お金がない状況で家を売却する場合、売却にかかる費用をしっかりと把握し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。