親が他界したから、二世帯住宅を売却したい‼
中古の二世帯住宅をどうにか手放す方法はある?など、二世帯住宅の売却に関するご相談を頂くことがあります。
二世帯住宅は家それぞれに特徴がある上に、通常の住宅に比べると大きいので、売出価格も高値になりがちです。
ですが、売却不可能なわけではありません。
売れない理由を理解し、正しい方法を選択すれば、買い手が見つかります。
そこで今回は、「不動産のみらい」が葛飾区・足立区を中心に、城東エリアの方に、二世帯住宅の売却方法と賢く売却するコツを解説していきます。 二世帯住宅を売却したいと検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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【二世帯住宅の種類】
・完全分離型
二つの生活空間が完全に独立している二世帯住宅。
同じ建物でも、上下もしくは左右に分離してあり個別の住宅として利用するタイプです。
メリットとしては、お互いのプライバシーが確保しやすいです。
しかし、デメリットもあり二世帯分の設備と生活空間が必要なので、建築コストがかかりますし、光熱費も世帯ごとにかかります。
売出価格も高値になりがちです。
・一部共有型
リビングや寝室などは各世帯で分け、玄関やキッチン、水回りなどの一部を共有するタイプです。
お互いのプライバシーに配慮した生活が送れますが、程よい距離感のコミュニケーションが取れるのと完全分離型よりも建築コストと光熱費が抑えられるのがメリットです。
しかし、共有部分の使い方や時間帯で意見が合わなければストレスになりますし、完全分離型に比べたら生活音も聞こえやすいのがデメリットと言えるでしょう。
・完全同居型
寝室などのプライベート空間を除き、ほぼすべての生活スペースを共有するタイプです。
二つの世帯の距離感が近く、お互いに助け合いながら生活できる点がメリットでしょう。
建築コストも一番抑えられます。
また、間取りも一般的な戸建て住宅と変わらないので、将来的に一つの家庭だけで住むことになってもリフォームをしなくても住み続けられるのがメリットです。
しかし、生活リズムが異なれば生活音にも気を遣うことになりますし、なによりもプライバシーの確保が厳しいのがデメリットです。
【中古の二世帯住宅が売れにくい理由とは?】
①需要が低い
核家族化が進行し、親との同居する数が減少しています。
家の購入検討は、夫婦、もしくは夫婦と子供が多く同居目的の二世帯住宅を購入する人はほとんどいません。
そのため、需要の低い二世帯住宅は売却しづらいのです。
②建築コストが高い分、売却価格も高くなる
二世帯住宅は一般の住宅よりも土地や建築面積が広くて設備の数も多い傾向があります。二世帯住宅を売却する時に、少しでも建築時の費用を回収したいと思う人も少なくありません。そして、土地の面積が広い分売出価格も高く設定されるので、買い手は候補から外されやすくなります。
③ニーズにマッチしない
二世帯住宅は、売主側のニーズに合わせて設計されているため、買い手にとっては利用しやすいとは言い切れません。
親の介護のために二世帯住宅を探していたとしても手すりの高さが親の高さに合っていなければ購入までに至りません。
水回りは別々にしたい、リビングは別にしたいなど、人それぞれ求めるニーズは違います。そのため、買い手とのマッチ率が低くなり二世帯住宅が売れにくくなります。
④事故物件と思われがち
親の他界をきっかけに売却を決意する人が多い傾向にあり、物件内で亡くなってなくても「なにかあったのかも?」と思われがちです。
また、もしも物件内で人の死があり、発見が遅れ血液や体液などで室内が損傷した場合、事故物件となるので買主に報告する義務があります。
このような物件を「心理的瑕疵物件」と呼ばれ建物自体に問題がなくても心理的嫌悪感を抱く人がいるため、買い手が見つかりにくくなります。
【二世帯住宅を賢く売却するコツ4選】
売れづらい二世帯住宅を賢く売却するコツ4選のご紹介です。
1~3は、デメリットもあるので、注意しましょう。
1.売却価格を下げる
建築コストが高くなる二世帯住宅は売出価格が高くなりがちで買主が候補から外されやすいです。そのため、売出価格を相場より下げれば買い手が見つかる可能性がアップします。
しかし、立地条件が悪かったり、すぐに現金化したい人は、専門業者に買取してもらうのがいいでしょう。
2.リフォームをする
完全分離型の場合、リフォームをして、一般の住宅と同じ様な間取りにすれば買い手が見つかりやすくなります。
しかし、リフォーム費用は数百万ほどかかることもあり、売却が確実にできるとも言えません。
中古住宅を購入する人のほとんどが、自分たちの好みにリフォームしたいと思ってる人が多いので、売主側のリフォームがマイナスになることも。
リフォームをするなら、配管の交換などの損傷の激しいところだけにしておきましょう!
3.収益物件として売却する
完全分離型の二世帯住宅なら、賃貸やシェアハウスとして活用できます。
住宅としてではなく、収益物件として売却する方法も選択肢のひとつです。
収益が見込める場合、不動産投資家や、投資を兼ねて住宅を探している人に売却できる可能性があります。
しかし、収益物件は活用までに費用がかかるので売却価格を値下げするよう要求されることがあります。安い金額で買いたたかれないよう収益物件として売り出すなら、専門業者に直接買い取ってもらうのがおススメです。
4.専門業者に直接売却
買い手が見つからない、早く現金化したい人は、不動産業者に買取ってもらうのが
いいでしょう。
業者は、最適なリフォームをするので、売主は何もしないまま物件を手放すことができます。
また、業者が直接買主になるので、売主が買取価格に納得すれば1週間から1か月ほどで売買契約が完了し、現金化できます。
【まとめ】
いかがでしたか?
二世帯住宅は売出価格が高くなりやすく、間取りが特殊なので、買い手が見つかりにくいです。
しかし、確実ではないですが、売出価格を下げたり、リフォームをすれば買い手が見つかる可能性もあります。
早く現金化したいなら、買取がおススメです。
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