築年数の古いマンションの売却できる限界の年数は?



マンション売却を検討される中で、1番きになるのが築年数のことではないでしょうか?
うちのマンション古いから売却なんてできないよね?
なんて思ってませんか?
今回は、不動産のみらいが築年数の古いマンション売却についてお話していきます。
マンション売却をお考えの方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。


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【敷地と建物で決まる資産価値】


マンションを構成してる土地と建物で、土地に関しては築年数は関係ありません。

建物のみが築年数の影響を及ぼすので、古くなっても土地の価格評価に影響はでません。


分譲マンション=区分所有建物

*区分所有建物とは→構造上区分され、独立して住居、事務所、店舗等の用途に供することができる数個の部分から構成されているような建物のこと


このような建物部分の査定額は、年数の経過とともに原則はマイナス評価になります。

建物は築年数が経過して古くなると経年劣化するので、資産価値が減価し、結果、築年数が経過すると、建物の売却価格は下がります。



【建物は専有部分・共有部分 土地は敷地権】


建物の独立した各部分を「専有部分」と言い、「専有部分」を所有する人のことを「区分所有者」と言います。


エントランス、廊下、エレベーター、階段など共同で利用する建物の部分を「共用部分」と呼び、これらの「共用部分」は、「区分所有者」で共有することになります。

所有するマンション1部屋の資産価値は、マンションの敷地利用権の共有持分・専有部分の区分所有権・建物や建物付属物の共有持分で構成されます。



マンションを売却するということは、部屋=専有部分(区分所有権)だけでなく、共用部分の共有持分と敷地権(敷地の共有持分)を売却するということになります。




【専有部分・共有部分の範囲】


~専有部分~

玄関タイル(床)フローリング(床)、巾木、ビニールクロス(壁、天井)、建具などの内装 キッチン、トイレ、洗面化粧台、ユニットバス、給湯器など住設機器 床下の給水・給湯・排水・ガス管や壁下の電線などの建物の付属物


~共用部分~

建物躯体、外壁、エントランス、共用廊下、階段、屋上等 建物の付属物(電気配線、ガス・給水・排水・給湯・排気配管等) 共用設備(エレベーター、機械式駐車場、インターネット設備等) バルコニー、サッシ、窓、玄関ドア、専用庭等

*バルコニーは専用部分と思われがちですが、共用部分になるのです。




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【マンション価格 築年数の経過でどう下がる?


1年~20年までであっという間に価格が下がる

*購入1年後で新築マンションは価格が下がり、20年目ぐらいまで下落が続くと言われています。


21年~なめらかに下がる

*21年以降は一般的になめらかに下落していくと言われています。




【マンションは築何年のときが売り時?】



・中古マンションの価格は上昇傾向!?

ここ数年中古マンションの価格が上昇していて、同じ築年数の物件でも成約価格が上がっています。

特に新築マンション価格の上昇に引っ張られ中古マンション価格は上昇するので、新築と比較される築年数の浅い物件ほど価格は上がっています。


「築年数○年が売り時」ではなく1番の売り時はマンション価格が上昇してるときに売却、築年数が浅い時に売却すること。




【マンション売却の限界築年数は?】


~中古マンションは築何年まで売れるの?~

一般的な買取目安の築年数は51~55年ぐらいと言われています。



【築50年いじょうのマンションは売れない!?】

2023年、中古マンションマーケットは引き続き好調を維持しています。

築50年以上のマンションも売れています。

築50年以上のマンションは、開発・分譲が早く始まった東京都心部に多いです。



【築50年以上のマンション価格は?】


東京の築50年以上のマンションは、土地の価格が高い人気エリアが多いため、他の地域に比べて成約価格が2.5倍~4倍ほど高くなっています。

東京では築年数51~55年のマンションより築年数の古い56~60年のマンションの方が高いという逆の現象がおきています。

分譲時期の早いマンションほど、都心高級住宅地に建てられた面積も大きいヴィンテージマンションが多いからです。







【築年数の古いマンションを売るときのメリット・デメリット】
築年数のマンションは、売却することによって多額のお金を得ることは簡単ではないでしょう。ただ、そのまま所有し続けるのは将来的に売れないものを残すことにもなりかねませんよね。

一軒家の実家を相続するときでも色々な問題がありますが、一軒家の場合なら取り壊して土地として活用できますが、マンションとなると利用があるかどうかにかかわらず相続上の問題を引き起こしやすくなります。
木造や鉄骨造でなく鉄筋コンクリート造のマンションの解体は費用も高額になります。
今は賃貸に出していて借り手がついているマンションでも、ずっと賃貸収益を上げられるとも限りません。古くなればなるほど売れないリスクもでてますので、売却できれば、それ自体がメリットといえるでしょう。


デメリットとしては、売却できるまでの時間がかかるということでしょう。
売却期間が長くなれば管理コストも高くつき古い物件なだけに、様々な問題を抱えているケースも少なくないので、わかっている問題点は、買主様にそのしっかりと伝え、引き渡し後にトラブルとならないよう十分注意しましょう。



【まとめ】

築年数の古いマンションの売り時は

築5年以内(新しい設備で傷などが少ない、価格の下落を抑えた取引ができる)

築16~20年(設備が耐用年数間近ではあるが、綺麗に使用してたなら価格の下落を抑えた取引が期待できる)


築年数経過で価格の下がり方は

築6年~10年の5年間下落幅は約16%と大きい

築11年~20年の5年間下落幅は約10%と緩やか

築21年~25年の5年間下落幅は約18%と大きい

築26年以降の5年間下落幅は緩やか


マンション売却の限界築年数は

一般的には55年ぐらいまでだが、築年数が古くても売れる




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