2026-09-19

「足立区の家はいくらで売れている?」
「近所のマンションが5,000万円で売り出されているけれど、自分の家も同じくらい?」
「不動産会社から査定額を提示されたけれど、本当にその価格で売れる?」
足立区で不動産売却を考えたとき、最も知りたいのが「実際にいくらで売れたのか」という成約情報です。
ここで最初に知っておいていただきたい重要なポイントがあります。
不動産ポータルサイトに掲載されている「売出価格」と、
実際に売買契約が成立した「成約価格」は同じではありません。
不動産売却で本当に参考になるのは、現在売り出されている物件だけではなく、
「似た条件の不動産が、実際にいくらで売れたのか」
という成約情報です。
不動産のみらいは足立区・葛飾区を中心に中古不動産売却を専門として、
これまで1,000件以上の不動産売買に携わってきました。
この記事では、足立区の戸建て・マンション
・土地を売却するときに知っておきたい成約情報の調べ方、
相場の読み方、査定価格との違い、
そして実際の売却現場でどのように成約価格を判断しているのかを解説します。
成約価格とは、不動産の売主と買主が合意し、実際に売買契約が成立した価格です。
不動産価格には似た言葉がいくつもあります。
| 価格 | 意味 |
|---|---|
| 査定価格 | 不動産会社が売却可能性を分析して提示する価格 |
| 売出価格 | 実際に市場へ広告掲載する価格 |
| 成約価格 | 売主と買主が合意して売買契約した価格 |
| 買取価格 | 不動産会社等が直接買い取る場合の価格 |
この4つを混同しないことが非常に重要です。
例えば、
査定価格 4,200万円
売出価格 4,480万円
成約価格 4,250万円
ということもあります。
逆に、
査定価格 4,500万円
売出価格 4,700万円
成約価格 4,100万円
となることもあります。
つまり、
「査定額が高い会社=高く売れる会社」
ではありません。
売却を検討するときは、査定価格そのものより、
「その査定額の根拠となった成約事例」
を確認することが大切です。
不動産売却の参考になる公的な情報の一つが、
国土交通省の「不動産情報ライブラリ」です。
不動産情報ライブラリでは、
・不動産取引価格情報
・成約価格情報
・地価公示
・都道府県地価調査
などを確認できます。
不動産取引価格情報は、国土交通省が取引当事者へのアンケート等をもとに収集し、
物件が容易に特定できないよう加工して公表しています。
一方、成約価格情報には、指定流通機構(レインズ)が保有する情報を加工した戸建て
・中古マンション等の成約情報があります。
ただし注意点があります。
公開情報だけで、
「自宅は4,500万円で売れる」
と判断することはできません。
同じ足立区でも物件条件が違うからです。
足立区の不動産価格を見るとき、
「足立区の戸建て平均○○万円」
という情報だけで判断するのは危険です。
足立区は広く、地域によって条件が大きく違います。
例えば、
綾瀬
北千住
西新井
竹ノ塚
梅島
五反野
青井
六町
では、
最寄り駅
駅徒歩
路線
土地面積
道路
築年数
用途地域
周辺環境
などが違います。
同じ「足立区の3LDK戸建て」でも、価格が同じになるとは限りません。
マンションならさらに、
マンション名
階数
向き
専有面積
築年数
管理状態
修繕履歴
などが影響します。
だから不動産査定では、
足立区平均
より、
近いエリア×近い物件条件×直近の成約
を見ることが重要です。
足立区の中古戸建てを査定するときは、単純に「築年数」と「面積」だけを比較しません。
最低でも次を確認します。
□ 所在地
□ 最寄り駅
□ 駅徒歩
□ 土地面積
□ 建物面積
□ 築年数
□ 間取り
□ 前面道路
□ 接道状況
□ 土地形状
□ 建物状態
□ リフォーム履歴
□ 駐車場
□ 再建築可能性
例えば、
土地80㎡
建物90㎡
築6年
4LDK
という戸建てでも、
駅徒歩8分
と
駅徒歩20分
では市場評価が違います。
さらに、
整形地
角地
南道路
私道
旗竿地
などでも価格は変わります。
戸建ての成約情報を見るときは、
「似た家」
ではなく、
「買主から見て競合する家」
を探すのがポイントです。
マンション査定では、非常に重要な原則があります。
同じマンションの成約事例があるなら、まずそれを確認します。
例えば足立区のあるマンションで、
70㎡・3LDK
5階
南向き
が4,800万円で成約していたとします。
査定する部屋が、
70㎡・3LDK
3階
東向き
なら、この4,800万円は非常に重要な参考資料です。
ただし、そのまま4,800万円になるわけではありません。
階数
向き
眺望
室内状態
角部屋
リフォーム
売却時期
などを調整して考えます。
同じマンションの事例がなければ、
近隣マンション
築年数
駅距離
専有面積
グレード
が近い物件へ比較対象を広げます。
土地では、
「この辺は坪200万円だから、30坪なら6,000万円」
のような計算をしたくなります。
しかし土地価格はそれほど単純ではありません。
同じ30坪でも、
整形地
旗竿地
間口が狭い
角地
私道
前面道路4m未満
セットバック
用途地域
建ぺい率
容積率
などによって評価が変わります。
さらに重要なのが、
その土地に「どんな建物を建てられるか」です。
住宅用地を購入する買主は、土地だけを見ているわけではありません。
「ここに希望する家を建てられるか」
を見ています。
土地の査定では、
近隣成約単価×面積
だけでなく、
建築可能な建物
まで考えて価格を判断します。
売却相談で非常に多いのが、
「近所の家が5,000万円で出ています」
という話です。
しかし、
5,000万円で売り出している
ことと、
5,000万円で売れた
ことは違います。
例えば、
5,000万円で売出し
↓
3か月反響なし
↓
4,780万円
↓
4,580万円
↓
最終4,400万円で成約
なら、実際の市場評価は5,000万円ではありません。
だから査定では、
現在の売出物件
と
過去の成約物件
を両方確認します。
売出物件は「現在の競合」。
成約物件は「買主が実際に受け入れた価格」。
両方を見ることで現在の市場が分かります。
ここも重要です。
成約情報は非常に重要ですが、
「成約事例と同じ価格にする」
だけでも正しい査定にはなりません。
例えば半年前に4,500万円で売れた戸建てがあったとしても、
現在、
同条件の競合が4,280万円で3件売り出されている
なら、4,500万円で販売するのは簡単ではありません。
逆に、
成約当時より在庫が少なく、購入希望者が多い
なら、過去の成約価格より高くチャレンジできる可能性があります。
つまり査定では、
過去の成約情報
+
現在の売出物件
+
現在の需要
を見ます。
これが実務上の査定です。
基本的には直近の成約情報を重視します。
不動産市場は変化するからです。
ただし、
新しい=必ず一番参考になる
とも限りません。
例えば、
3か月前
駅徒歩15分・築25年
より、
1年前
同じマンション・同じ間取り・同じ向き
のほうが参考になるケースがあります。
査定では、
新しさ
近さ
類似性
を総合的に判断します。
不動産のみらいでは、売却相談の際に一つの数字だけを見るより、
複数の価格帯を整理することが重要だと考えています。
例えば、
チャレンジ価格 4,580万円
想定成約価格 4,300万円
早期売却価格 4,100万円
という考え方です。
売却期限に余裕があり、
「時間がかかっても高く売りたい」
なら4,580万円からスタートする方法があります。
一方、
3か月以内に売りたい
なら4,300万円前後を中心に戦略を組む。
さらに、
「1か月以内に現金化したい」
なら買取価格も比較する。
大切なのは、
最高値だけを見せることではありません。
価格と時間の関係を売主様が理解して選べることです。
足立区の戸建て売却では、
「時間がかかっても、できるだけ高く売りたい」
という相談もあります。
例えば、
築浅戸建て
4LDK
土地約80㎡
建物約90㎡
で、
売主様の希望価格が6,800万円。
この場合、
「6,800万円では無理です」
と最初から決めるのも、
「6,800万円で売れます」
と根拠なく答えるのも適切ではありません。
まず、
近隣の戸建て成約事例
現在販売中の競合
土地価格
築年数
建物状態
駅距離
分譲時価格
現在の購入需要
を確認します。
そのうえで、
6,800万円で市場へ出す場合の可能性
現実的な成約価格
価格を見直すタイミング
を売主様と共有します。
売主様に時間的余裕があるなら、
チャレンジ価格から市場の反応を見る
という方法もあります。
高く売れたケースで多いのが、
販売開始直後に焦って値下げしなかった
ケースです。
売却開始
↓
広告掲載
↓
閲覧数
↓
問い合わせ
↓
内覧
↓
購入検討
には一定の時間が必要です。
販売直後に問い合わせが少ないだけで、
「価格を下げましょう」
と判断する必要はありません。
まず、
広告が十分見られているか
写真は適切か
物件情報は十分か
競合よりどう見えるか
を確認します。
価格変更は最後の手段ではありませんが、
「売れない=即値下げ」
でもありません。
適切な価格で、適切な期間、市場に浸透させることも高値成約には重要です。
売却で失敗しやすい代表例です。
A社 4,300万円
B社 4,500万円
C社 5,000万円
C社へ依頼。
ところが、
5,000万円
↓
4,800万円
↓
4,500万円
↓
4,200万円
と値下げ。
結果として長期間売れず、最終成約は4,100万円。
一方、最初から市場を分析して4,300万円前後で販売していれば、
より良い条件で成約した可能性もあります。
もちろん高値チャレンジ自体が悪いわけではありません。
問題なのは、
査定価格と成約予想価格を区別していなかったこと
です。
売買経験1,000件以上の現場から見ると、
高値成約につながりやすい物件にはいくつか共通点があります。
・価格設定に根拠がある
・競合物件を把握している
・広告写真が良い
・物件の強みが明確
・買主ターゲットが明確
・問い合わせ後の対応が早い
・内覧しやすい
・価格変更のルールを決めている
・売主と不動産会社が情報共有できている
特に重要なのは、
「物件の良さ」
だけではありません。
その良さを、
購入候補者へ正しく伝えること
です。
例えば、
自分の物件 4,980万円
近隣類似成約
4,300万円
4,380万円
4,450万円
という状態なら、価格が反響を止めている可能性があります。
一方、
価格は相場内なのに内覧がない
なら、
広告
写真
掲載媒体
物件説明
に問題がある可能性があります。
さらに、
内覧は多いのに申込みがない
なら、
室内状態
価格
競合
購入者が感じる欠点
などを分析します。
販売活動は、
掲載して待つ
ものではありません。
数字を見て改善するものです。
自宅の売却価格を調べるときは、次を確認してください。
□ 同じ町・近隣エリアか
□ 同じ物件種別か
□ 成約時期は新しいか
□ 駅距離は近いか
□ 面積は近いか
□ 築年数は近いか
□ 道路条件は近いか
□ マンションなら同一建物の事例があるか
□ 売出価格ではなく成約価格か
□ 現在の競合物件も確認したか
この10項目を見るだけでも、
「近所だから同じ価格」
という査定ミスをかなり防げます。
不動産のみらいでは、相続に関係する相談が多くあります。
相続した実家の場合、
購入価格が分からない
現在価値も分からない
親がいくらで買ったか知らない
ということも珍しくありません。
まず、
現在売ったらいくらなのか
を把握します。
そのうえで、
売却
保有
賃貸
買取
を比較します。
相続したから売らなければならないわけではありません。
現在価値を知ることが、判断のスタートです。
築古空き家では、
「古いから解体して土地にしたほうが高く売れる」
と思われることがあります。
しかし必ずしもそうではありません。
例えば、
古家付き現況成約予想 3,000万円
更地成約予想 3,200万円
でも、
解体費用300万円
なら、
3,200万円-300万円=2,900万円
です。
この場合、現況売却のほうが手元に残る可能性があります。
解体する前に、
古家付き土地の成約事例
更地の成約事例
買取価格
を比較してください。
仲介と買取も比較しておきましょう。
| 比較 | 仲介 | 買取 |
|---|---|---|
| 買主 | 一般購入者等 | 不動産会社等 |
| 価格 | 市場価格を狙いやすい | 仲介より低くなる傾向 |
| 売却期間 | 買主次第 | 比較的短い |
| 内覧 | 必要になることが多い | 少ない |
| 売却時期 | 読みにくい | 確定しやすい |
| 向いている人 | 高値優先 | 時間・確実性優先 |
時間があるなら仲介。
期限が重要なら買取。
という考え方が基本ですが、両方の価格を確認してから判断する方法もあります。
成約情報を見る目的は、
「隣が4,500万円だから自宅も4,500万円」
と決めることではありません。
成約情報は、
現在の市場価格を推定するための根拠
です。
実際の査定では、
過去の成約
現在の競合
物件条件
購入需要
売却期限
を組み合わせます。
不動産売却は、
過去を見るだけでも、
現在を見るだけでも、
正確には判断できません。
過去の成約情報から市場を理解し、
現在の競合から販売価格を決め、
販売開始後の反響から価格を修正する。
これが実際の売却活動です。
国土交通省の不動産情報ライブラリなど、一般の方が確認できる情報があります。ただし個別物件が特定されないよう加工されている情報もあります。
基本的に広告で確認する価格は売出価格です。実際に契約した成約価格とは異なる場合があります。
参考にはなりますが、それだけでは判断できません。土地・建物面積、築年数、道路、駅距離、建物状態などを比較します。
同じマンションの直近成約事例が重要です。そのうえで階数、向き、専有面積、室内状態などを調整します。
土地面積、建物面積、築年数、駅距離、道路、土地形状、建物状態などを比較します。
違います。査定価格は不動産会社による予測であり、成約価格は実際に売主と買主が合意した価格です。
査定額だけでは判断できません。成約事例、価格根拠、販売戦略、想定成約価格まで確認することが重要です。
売却期限などによってはチャレンジ価格から始める方法があります。ただし現実的な成約予想価格も把握しておくことが重要です。
公的な価格情報には公表までタイムラグがあります。そのため査定では公開データだけでなく、現在の競合状況なども含めて判断します。
もちろんです。「現在ならいくらで売れそうか」を把握してから、売る・保有する・貸すなどを考える方法があります。
足立区で不動産売却を検討するとき、
インターネット上の売出価格だけで自宅価格を判断するのはおすすめできません。
重要なのは、
過去の成約価格
現在の競合物件
物件固有の条件
現在の購入需要
です。
そして、
査定価格
売出価格
成約価格
買取価格
を区別してください。
不動産のみらいは、足立区・葛飾区を中心に中古不動産売却を専門として、
これまで1,000件以上の売買に携わってきました。
相続、空き家、住み替え、離婚、借地権、事故物件、
任意売却、買取など、事情のある不動産についても、
「いくらで査定するか」
だけではなく、
「なぜその価格なのか」
を重視しています。
まだ売ると決めていなくても構いません。
「近所では実際にいくらで売れている?」
「自宅と似た成約事例はある?」
「この査定額は本当に現実的?」
そんな疑問を解決するところから、不動産売却は始まります。
//www.fudosan-mirai.com/blog/category28901/
地元の不動産相続売却に強い会社概要
//www.fudosan-mirai.com/company/
-----------------------
お問合せはコチラ
ホームページ
//www.fudosan-mirai.com/
無料査定
//www.fudosan-mirai.com/assessment/
お問い合わせ
//www.fudosan-mirai.com/contact/
公式LINE
//line.me/R/ti/p/@020lezdc
電話
03-6662-5981
LP
不動産売却について急ぎで売却したい方は買取もオススメ 記事はコチラ↓
//fudosan-mirai.jp/real_estate_sell/20260311125944/
-----------------------
不動産売却をする際どの不動産屋に任せる?
//www.fudosan-mirai.com/blog/detail838996/
相続不動産売却完全ガイド|相続した家・土地・マンションを後悔なく売却するための完全マニュアル
//www.fudosan-mirai.com/blog/detail831924/
足立区で相続した不動産を売却する完全ガイド
//www.fudosan-mirai.com/blog/detail849957/
不動産売却完全ガイド|家・マンション・土地を高く安全に売る流れと失敗しない方法はコチラを見てください
//www.fudosan-mirai.com/blog/detail822516/
不動産の売却について ローン残債がある場合の注意点不動産のみらいでは不動産売却の相談で「住宅ローンが残っているけど売却できる?」とのお話がよくあります。結論から先にいうと「全く問題ございませ...
2022-11-12
不動産売却における媒介契約までの流れと媒介契約とは初めて不動産の売却をする方は、まずどうすれば良いのか、また売却までの流れが気になるかと思います。ここでは、葛飾区、足立区をメインに城東エリア...
2022-11-13
不動産売却には大きくわけて1.仲介2.買取とわかれます。本記事では買取と仲介の違い、買取のメリット・デメリットについて解説します。不動産売却を考えており、契約方法が定まっていない方はぜひ最後...
2022-11-14
不動産売却前のリフォームは必要?不動産を売却する際、売り出して見学に来られた方から「キレイ」と思ってもらえたら好条件で売却できることでしょう。しかし安易なリフォームは損をしてしまう可能性があ...
2022-11-18