不動産売却前にやるべき「建物インスペクション」とは？｜見落とされがちな重要ポイントを解説！

2025-07-25

不動産を売却する際、多くの方が「どれくらいで売れるかな？」「どこに依頼しようかな？」といったことを考えると思います。でも、実はその前にやっておくと大きなメリットがあるのが「インスペクション（建物状況調査）」です。

そこで今回は、「不動産のみらい」が葛飾区・足立区を中心に、城東エリアの方に、「インスペクションってなに？」「いつ、誰に依頼するの？」「どんなメリットがあるの？」といった素朴な疑問に答えながら、売却前の大切なステップとしてのインスペクションについて解説していきます。

不動産売却をお考えの方は是非この記事を参考にしてみてくださいね♪

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インスペクションってなに？

インスペクションとは、専門の建築士などが建物の劣化状況や不具合の有無をチェックする建物診断のことです。

正式には「既存住宅状況調査」と呼ばれていて、住宅の基礎・外壁・屋根・天井裏・床下などを目視で調査し、建物の健康状態を確認することができます。

なぜ売却前にインスペクションをするの？

① 買主からの信頼アップ

売却の際に「この家、ちゃんとインスペクション済みですよ」と伝えるだけで、買主さんの安心感がぐっと高まります。

見えない不具合があって、あとからトラブルになる…なんてことを防げるので、スムーズな取引につながります。

② 売却価格の根拠になる

売主としては少しでも高く売りたい。でも「リフォームが必要かも…」と思われたら価格交渉されがち。

インスペクション結果で「問題なし」となれば、値下げ要請を避けられることもあります。

③ 早期売却につながる

インスペクション済みの物件は、販売資料でも一目置かれます。不動産会社としてもおすすめしやすく、結果的に早く買い手が見つかるケースも。

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義務じゃないけど…実はすすめられている

インスペクションは現状では「任意」。ですが、実は国土交通省も積極的な活用を推奨していて、平成30年からは宅建業者が「インスペクションについての説明をする義務」ができました。

つまり、「やるかやらないかは売主の自由だけど、買主にちゃんと話してね」というルール。逆に言えば、これからの売却には「インスペクションありき」が主流になる可能性もあります。

どんな調査をするの？

調査項目は主に以下の通り：

・屋根・外壁のヒビや劣化

・雨漏りの形跡

・基礎のひび割れ

・床下の湿気やシロアリ被害

・天井裏の構造チェック

・給排水管の異常（※目視）

調査時間は2〜3時間程度で、調査後は「報告書」が発行されます。この報告書は、買主への引渡し時にも提示できる安心材料です。

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費用はどれくらい？

建物の規模や調査の範囲によりますが、一般的な戸建て住宅の場合、費用は5万円〜7万円前後が目安です。

ちなみに、インスペクション後に不具合が見つかっても、すぐに修繕しなきゃいけないというわけではありません。「こういう部分がちょっと古くなってるよ」「雨漏りのリスクがありそう」といった“現状”を知るだけでも価値があります。

中古住宅市場ではますます重要に

今後ますます中古住宅が売買の中心になっていくなかで、物件の「状態の見える化」はとても大事になります。

新築と違って、中古住宅は築年数も劣化状況もバラバラ。だからこそ、事前にインスペクションをしておくことで、

・余計な不安を与えない

・適正な価格を提示できる

・トラブル回避ができる

というように、売主・買主どちらにとってもメリットが大きくなります。

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実際の売却現場でも…

「不動産のみらい」にご相談いただいた方でも、「査定はしてみたけど、買い手がつかない…」というお悩みから、インスペクションを受けていただいたケースがあります。

結果として、「安心して住める家」ということが第三者の調査で証明され、すぐに買主さんが見つかりました。インスペクションは地味に思えるかもしれませんが、実は“売れる物件”になるための大きな一歩なんです。

まとめ

インスペクションは、売却活動を円滑に進めるための“見えない武器”です。もちろん費用はかかりますが、その分だけ信頼や安心感という“売れる力”につながります。

今後、中古住宅の売買では「インスペクションありき」が当たり前になっていく可能性が高く、今のうちに仕組みやメリットを理解しておくと安心です。

不動産のみらいでは、売却前のご相談はもちろん、インスペクションに関するご紹介・サポートも行っています。

少しでも「うちの家、売れるかな？」と気になる方は、まずはお気軽にご相談くださいね！

私たち不動産のみらいは葛飾区、足立区を中心に城東エリアの方の不動産売却のご相談を２４時間受け付けております。

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