不動産売却に有効なオープンハウスのメリット・デメリット




不動産売却では、早期売却を目指す方も多いかと思いますが、土地や建物は売り出したからといってすぐに売却できるとは限りません。
しかし、「なかなか売れない…」とお悩みの方は、オープンハウスを検討してみてはいかがでしょうか。

そこで今回は不動産のみらいオープンハウスとはなにか、メリットやデメリット、注意点の解説をしていきます。

早期売却を目指す方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。





【オープンハウスとは?】
・売却する戸建て・マンションなどを開放して、内覧を自由にできる状態にすること
・誰でも自由に予約不要で室内の見学ができる。住宅展示場のようなもの
・集合住宅の場合はオープンルームと呼ばれることが多い

~オープンハウスの目的は?~
オープンハウスの目的は、物件の存在を知ってもらい、売り出し中であることをアピールしたりすること
自由に内覧できる環境をつくれば、潜在的な購入希望者に向けた売却活動をおこなえます。
また、近所の方やたまたま物件の前をとおりかかった方などにも、売り出し中であることを知ってもらう機会にもなります。

~オープンハウスの方法は?~
まずは不動産会社に相談して、不動産売却でオープンハウスを希望することを伝えましょう。
当日の内覧対応は不動産会社のスタッフが現地で待機しておこないますので、打ち合わせの段階でスケジュール調整をしたり期間を決めたりします。
ちなみに土日や祝日など、人が集まりやすい日程でオープンハウスを実施するのが一般的です。
時間に余裕がある方は、平日におこなっても大丈夫です。
当日は室内の掃除や片付けをし、内覧者を清潔感のある状態で迎え入れましょう。
オープンハウスの実施が決まった場合、不動産会社のホームページやチラシなどで告知するのが一般的ですので、当日は多くの方で賑わうことでしょう。




【オープンハウスをやるメリット・デメリット】
オープンハウスをやることで多くの方に見てもらえるので、売主様にとってはメリットの大きい売却方法になります。
メリット1.高い成約率
オープンハウスは成約率が高いと言われています。
多くの方に知ってもらうことができて、買主様も「早くしないと先に買われてしまうかも⁈」という心理が働きその場で売却の契約をしてもらえることがあります。

メリット2.希望の価格で売却しやすい
不動産売却で値下げ交渉をされることが多いですが、オープンハウスをすることで希望価格での売却がしやすいです。
オープンハウスでは、たくさんの方にアプローチをかけられるので、焦らずに、無理な価格交渉をすることもなく、余裕をもって売却活動を行うことができます。

メリット3.内覧対応の効率化
不動産売却では内覧してもらうことがとても重要になります。
購入希望者様は、写真では伝わりづらい細かい情報を直接知れるいい機会になるからです。内覧をすることで、購入するかの決め手になるといっても過言ではありません。
内覧の予約のたびに家の掃除をするのは大変になりますが、オープンハウスなら、開催日に多くの方に見てもらうチャンスなうえに、何度も内覧の対応をする手間が省けます。
そして、内覧の日は購入希望者様に周辺の環境や交通の便などの質問をされることも多くあります。
オープンハウスをするときに、事前に希望者様の知りたい情報を説明したり、資料にしておくことで、成約率のアップにつながります。


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デメリット1.冷やかし
オープンハウスは予約がなくても内覧できることもあり、冷やかしで来る方も中にはいます。
冷やかしで訪れた方の対応をするのは避けたいですが、物件に興味をもって訪れるので、潜在顧客ともいえます。
買う気がなかったとしても、物件を気に入れば知り合いにススメてくれることもありますよ。

デメリット2.家の隅々まで見られてしまう
オープンハウスをするときは家の隅々まで見られることを覚悟しといた方がいいでしょう。
本気で購入したいと思っている方は、水回り、設備、周辺環境を細かくチェックするので、オープンハウス当日までに隅々までキレイに掃除をしておきましょう。
また、売主様の生活感があふれてしまっていると、内覧者様の印象が悪くなることもあるので、生活感のあるものは、なるべく片付けておくといいと思います。
リビングはモデルルームのようにインテリアを工夫することで中古物件でも売却しやすくなります。

デメリット3.近隣の住民に知られてしまう
オープンハウスをするときは、家の前に看板などの設置をするため、近隣の住民に売却することが知られてしまいます。
売却することを隠してないなら、デメリットと感じることも少ないかと思いますが、家の中やいくらで売却してるなどを近隣に知られたくない方にはデメリットになります。近隣の住民に知られたくない場合はオープンハウスをおススメしません。


【まとめ】
いかがでしたか?
オープンハウスは売却活動を進めるうえで多くの方に物件を知ってもらいい機会になります。
オープンハウス当日にたくさんの内覧者様が訪れてくれることで成約率のアップもあがりますが、近隣の方々にも知れ渡ってしまうので、知られたくない方はオープンハウス以外の売却活動をしましょう。

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