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不動産売却の注意点"オーバーローン"の調べ方は？
2022-12-08
不動産売却の際、ローンが残っていても売却できるのかという疑問をお待ちではありませんか。
本格的に不動産売却を進める前に、売却予定の不動産が「オーバーローンでないか」調べる必要があります。
所有している不動産がオーバーローンの状態であると、不動産売却ができない場合がありますので要注意です。
この記事では、不動産売却時のオーバーローンについて解説していくので不動産売却を考えている方はぜひ参考になさってください。
不動産売却時のオーバーローンとは？
オーバーローンとは、不動産のローン残高が不動産の売却価格より上回っている状態をいいます。反対に下回っている状態をアンダーローンといいます。
オーバーローンであると不動産売却をしても、ローン完済のために自己資金も使う必要があったり、完済しきれない場合があるため、要注意です。
そもそもオーバーローンの不動産を売却することを、債権者である金融機関が認めないというケースもあります。
オーバーローンになりやすい状況の例は、以下のとおりです。
- フルローンで住宅を購入していた
- 購入費用の内訳で土地の価格よりも住宅の価格が高い
- 中古物件をリフォームするために多額のローンを組んだ
不動産売却をご検討の際はオーバーローンになっていないか調べておきましょう。
不動産売却の際のオーバーローンの調べ方は？
オーバーローンであるかを調べるには、まず「ローン残高」を把握する必要があります。ローン残高は、金融機関から定期的に送られてくる返済計画表で確認することができます。
返済計画表が手元にないという方は、金融機関に依頼し、再送してもらいましょう。インターネット上でローン残高をチェックできるようにしている金融機関もありますので、一度ご確認ください。
次に、不動産の「売却見込み価格」を調べます。
売却する予定の不動産があるエリアで、類似している条件の不動産の取引事例などから、売却見込み価格を推測することができます。
しかし、正確な価格を一般の方が見極めることはなかなか難しいため、不動産会社に売却査定を依頼することをおすすめします。
こうして、ローン残高と売却見込みの2つを比較することで、不動産がオーバーローンであるかどうかを判断していきます。
少しでも不動産売却をお考えなら、オーバーローンについて早めに調べておくこといいかもしれません。
まとめ
今回は、不動産のオーバーローンの解説をしました。オーバーローンである不動産は、そもそも不動産売却をすることができない可能性があります。早めにローン残高と売却見込み価格を把握し、オーバーローンでないかを調べて、不動産売却に備えておくことが重要です。
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