空き家放置によるリスクと対処法


空き家を所持している方や不動産売却を検討している人のなかには、遠方のために管理ができず困っている方もいらっしゃるとおもいます。
また、空き家を長年放置してしまうとどうなるのか気になりますよね。
そこでこの記事では、空き家を放置するリスクと対策法を解説します。

 空き家を放置することで生じるリスク 

空き家を放置してしまうと、近隣の住民に迷惑をかけてしまう可能性があります。
具体的には、どのようなリスクが考えられるのでしょうか。

老朽化する

空き家は築年数が経過しているものが多く、放置されることでさらに老朽化が進みます。
また、老朽化した空き家は衛生的にも良くなく、近隣へも悪影響になってしまい、最悪の場合苦情が来てしまうこともあります。

放火・倒壊・犯罪の恐れ

空き家が老朽化することで、災害で倒壊するリスクが生じます。
さらに、誰も住んでいないとみなされて放火されたり、空き巣に入られる危険があ     ります。
倒壊や放火の被害に遭うと、近隣の家も巻き込まれてしまうかもしれません。もし近隣の家に影響が出ると、空き家の持ち主は、近隣への賠償もしなければならず、大きな負担が生じてしまいます。

維持費がかかる

空き家であっても、修繕費や管理費、固定資産税などの維持費がかかりますよね。
これは、所有者に課されるものですが、使用しない家への維持費は負担ですよね。
このように空き家を放置しているだけでも多くのリスクがあるのです。

空き家を放置しないために不動産売却を検討してみよう

空き家を放置しないための解決策として効果的なのは、不動産売却することです。
とはいえ、どのように不動産売却をすれば良いのでしょうか。
具体的には、空き家を更地にして不動産売却することをおすすめします。
この場合、まずは空き家を解体していきますが、取り壊しには費用がかかります。
20坪の木造住宅の場合は、70万円から120万円の費用がかかります。
費用は、木造よりも鉄骨造やRC造のほうが高く、坪数が大きいほど値段も上がります。
しかし、空き家を解体するための補助金を設けている自治体もあるので、解体する際は調べてみてください。
また、状態が良ければ空き家のまま不動産売却できます。
さらに、不動産会社に空き家を買い取ってもらうことも1つの方法です。
空き家の維持費や解体の費用を考えると、買取が1番負担が少ないかもしれません。

 まとめ 

空き家は放置すると老朽化してしまい、倒壊などのリスクが生じます。
これを防ぐために、空き家を不動産売却する方向で検討してみるのもいいかもしれません。

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